ハンドメイド発送が増えてくると、ひとつ心配な事は郵送中の破損。
プチプチ(緩衝材)で包み封筒に入れて発送したとしても、大量の郵便物に押しつぶされる可能性があります。
特にアクセサリーの中でもピアスなどの発送は気を付けなくてはなりません。
小物用ダンボール発送はハンドメイド作品の破損を防ぐだけなく、作品を手にしたお客様に喜んでもらえる演出がしやすいというメリットがあります。
破損も防げて、お客様に喜んでもらえるなら一石二鳥ですね。
用意する手間はかかるかもしれませんが、今後リピーターさんになってくれる可能性があると思えば苦になりません♪
郵送中の危険性
郵送中に考えられる危険性って主にこの3つになります。
- 曲がってしまう
- 押しつぶされる
- ラッピングがぐちゃぐちゃになる
ポストの中や集荷された物には色んなサイズ・重さの郵便物が投函されます。
集荷された郵便物はざざーっと一か所に集められ、各都道府県の発送へと分けられていきます。
紙ってまとめると相当な重さになるんです。
プチプチに包み封筒に入れて丁寧な発送しても、その重量には勝てません。
結果、ラッピングの型崩れやひどい場合はピアスなどのスタッド部分が曲がってしまうこともあります。
実際にピアスを購入した時、梱包は丁寧だったのですがスタッド部分が曲がっていて悲しい思いをしました(;^ω^)
小物用ダンボール発送のメリット
主なメリットは3つあります!
- 作品を守れる
- ラッピングしやすい
- お客様に喜んでもらえる
このような3つのメリットによって、安心してお客様に作品を送る事ができます。
作品を大事に取り扱い、お客様に喜んでもらいたい。
その気持ちが通じた時、お客様からのメッセージに必ず梱包に関係する嬉しい言葉をたくさん頂いています。
ほんの一部ですがメッセージを紹介
私はしわになりやすい和紙を利用して作品を包んでいますので、ハンドメイド発送にダンボールは欠かせません。
コスト削減にもなる
破損を防ぐ封筒発送とダンボール発送を使用する資材で比較してみました。
封筒発送で破損を少しでも防ごうとするならば、折り曲がらないように補強するための厚紙などが必要です。
封筒発送で安全に発送するには、必要な資材が増えますからコストがかかり過ぎてしまいます。
その点、ダンボール発送は工夫しだいではダンボールひとつで済む場合もあるのでコスト削減にもなるんです。
ダンボール購入時に気を付けること
発送用のダンボールを購入する時は3つの内容を考慮して選びましょう。
- 丈夫かどうか
- 定形外で送れるか
- コストを抑えられるか
丈夫かどうか?
形が決まっているダンボールがほとんどですが、中には荷物に応じて高さが変えられる物もあります。
この「高さが変えられる」が危険なんです。
何故、危険かと言うと。
写真のように高さが変えられる場合は、力(圧力)がかかるとダンボールが変形してしまう可能性があるからです。
とても便利なタイプのダンボールなのですが、ハンドメイド作品(小物)を発送する物としては、おすすめできません。
変形タイプではなく、形の決まった小物用ダンボールを利用してくださいね。
定形外で送れるか?
最小寸法(一番短い辺)が9㎝以上でなければ送れないのは知っていますか?
画像の様に、定形外郵便はどこかの辺が9cm以上無いとダンボールのままでは送れないんです。
9cm未満の小物用ダンボールは封筒に入れて送る必要があります。
以外と知らない方が多かったので、気を付けて購入して下さいね。
そして、定形外郵便は厚み3cm。
但し、3cmギリギリの高さの発送用ダンボールは湿気やラッピングにより3cmをちょっと超えてしまう場合が…。
郵便担当者にもよりますが厚みを測る定規で荷物がやっと通る場合、定形外規格内で送れない場合があります。
実際、私も追加で80円支払った事がありました。
出来れば、発送用ダンボールの高さは2.7か2.8cmくらいにした方が確実です。
厚みを測る便利な定規もありますので、心配な方は送る前にチェックしましょう。
コストを抑えられるか?
いろんなタイプの発送用ダンボールが売られ、価格も送料もサイトによってまちまちです。
100枚以上や1000枚などの大量購入では送料無料のサイトが多いですが、少量でも送料無料で発送用ダンボールが購入できる方法があります。
製造元は一緒なのですが、Amazonで購入すると送料無料になるんです。
その製造元とは、ダンボール会社で有名なダンボールアースさん。
サイズも色々ありますので、作品にあった発送用ダンボールを見つけて下さいね。
まとめ
ハンドメイド小物発送用ダンボールを購入する時は、以下3つの項目に気を付けて購入しましょう。
- 丈夫かどうか
- 定形外で送れるか
- コストを抑えられるか
送料も無料で少量から購入できるダンボールメーカーさんはダンボールアースさん。
お客様に喜んでもらえて、リピートにも繋がりやすいためハンドメイドの小物発送にはダンボールを使用しましょう。