副業歴&作家歴10年のハンドメイド作家。1日たった1時間の作業で月5桁以上稼いでます。2020年からブログ「handmade-book」で効率的に稼ぐ方法や売り方のコツを発信中です。こっこプロフィール
ハンドメイド作家やフリーランスにとって、フリー素材はモノづくり過程の手助けとなり、コストを抑える重要な要素となりますね。
しかし!
一度は、こんな疑問を思ったことありませんか?
フリー素材を使った作品を販売することは違法なの?
今回は、その疑問について解説いたします。
フリー素材の利用条件を確認する
フリー素材には様々な利用条件があり、商業利用が認められているものもあれば、非営利利用に限定されているものもあります。
素材を使用する前に、利用条件を必ず、確認することが大事です。
代表的なサイトで言うと、CanvaやイラストAC・いらすとや等が当てはまります。
素材提供元のウェブサイト利用規約をチェック
素材提供元のウェブサイトには通常、利用規約が明記されています。
これを確認することで、商業利用が認められているかどうかが判断できます。
イラストACさんのサイトで例えると
- 商品化や製品化
- 再配布・社内共有
- 透かしありのまま使用
- デザインテンプレート販売
- グッズやラインスタンプ販売
フリー素材サイトの多くは規約フリーではない
フリー素材とは、料金がフリー(無料)という意味で規約フリー(自由に使ってよい)の意味ではありません。
フリー素材配布サイトのほとんどは
- 商用利用(チラシ・名刺など販売活動に使用)はOK
- 販売作品のデザインとして使うのはNG
(有料ライセンス取得でOKもあり)
という決まりが多いです。
商用利用OKでも、販売する作品のデザインには使えないんですね。
作者の許可なく作品に使用して、お金を得る行為は著作権侵害になってしまいます。 販売した人だけでなく、購入した人も罪に問われてしまう場合があるので、 絶対に気をつけてくださいね!
著作権侵害を避けるために
著作権侵害を回避するためには
正確なクレジット表示や必要な許可を得る。
これが最善の方法です。
他の利用可能な素材の探し方
フリー素材が利用できない場合や利用条件が厳しい場合、代替となる素材をどのように見つけるか?
著作権フリーで検索
いくつかのサイトが出てくると思いますが、完全に著作権放棄しているものと全ての著作権を放棄しておらず利用制限をかけているサイトもあります。
利用制限については、以下の5項目
- 改変可能、ただし報告必須
- 改変不可
- 出典明記義務
- 利用可能、ただし報告必須
- 二次配布禁止
著作権フリーのサイト等を利用する場合でも、どんな制限があるのか?しっかりと確認しましょう。
著作権フリーと言っても、決まり事がある場合もあるんですね。
AIを使う
パソコンに詳しい方ならAIを使ってイラストや画像生成する方法もあります。
ただし、使用するAIソフトの利用規約を必ず確認しなければなりません。
AIが急速に発展した為、著作権についての明確なラインは、まだ不透明です。
まとめ
ハンドメイド作品の制作と販売は、クリエイティブなプロセスですと同時に法的なルールにも従う必要があります。
フリー素材を活用したハンドメイド作品販売は法的注意が必要です。適切な利用条件のもとで行われれば
合法的なビジネスとして成り立ちますね。
著作権に敬意を払いつつ、クリエイティブなビジネスを展開するために、知識とツールを身につけましょう。