2024年10月1日より、郵便料金が大幅に値上げされますね。もう、準備はお済でしょうか？
長らく続いてきた料金体系が30年ぶりに改定され、私たちの生活やハンドメイド作家に大きな影響を与えることが予想されます。
この料金改定によりハンドメイド作家がお客様とトラブルにならない為に、気を付けるべき点４つをご紹介いたします。
気を付けるべき点４つ
- どのタイミングで切り替わるのか？
- 旧料金の切手などの対処法は？
- 旧料金で投函してしまった場合の対処方は？
- 10月1日以降に大量に商品を発送する場合、不足料金を一括で支払えるのか？
1.どのタイミングで切り替わるのか？
郵便局窓口から出すのであれば、10月1日以降は局員さんから新料金の説明を受けられるので心配ありませんが、問題はポスト投函です。
郵便ポストは24時間投函可能で、投函された郵便物は9月30日の深夜なのか、10月1日未明なのかは区別がつきません。
初心者さん郵便局では、どのような基準で判別するのか気になる部分ですよね。
9月30日の最終の回収後でも、10月1日の最初の回収までに郵便ポストに投函された郵便物については、旧料金が適用されます。
こっこポスト横に回収の時刻表がありますので、事前に確認するか余裕をもって9/29日中に投函しましょう！
2.旧料金の切手などの対処法は？
旧料金の切手などをまだ持っている場合
- 郵便局で交換してもらう
郵便局で交換してもらうには、郵便切手1枚につき9月30日（月）までは5円、10月1日（火）以降は6円）を支払うことにより交換ができます。
こっこ切手１枚につき５円か６円！枚数によっては痛い出費
- 差額分切手を用意して不足分を追加貼りする
差額用の郵便切手として、4種類の切手が9月2日から販売されていますので少しづつ追加購入しておくと、急な注文があっても慌てずにすみますね。
- 16円切手（定形郵便物25g超50g以下用（94円→110円））
- 22円切手（通常はがき用（63円→85円））
- 26円切手（定形郵便物25g以下用（84円→110円））
- 40円切手（速達用（260円→300円）、定形外（規格内）50g超100g以下用（140円→180円））
こっこ定形外規格内で100ｇを超えるようなら全国一律185円で今回値上げしなかったクリックポストでの発送がお得！
3.旧料金で投函してしまった場合はどうなるのか？
旧料金で差し出された場合は、料金不足の郵便物として差出人に返却されるか、郵便物を配達する際に受取人から不足分を徴収される事になります。
一般的な流れは、引き受け郵便局が消印前に気づいた場合は返却し、消印後の場合は受取人に配送した上、不足分を請求します。
ですが、私の経験上では受取人に請求する事が比較的多い印象です。
受取人に配達される場合
- 料金不足案内が郵便物と一緒に配達され、受取人は不足分の切手を案内に貼って投函
- 支払いたくない場合は、理由を添えて受け取った郵便物を投函
そのため、旧料金でハンドメイド商品を送ってしまうとお客様が不足分を支払う事になりかねない為、注意が必要です。
こっこトラブルを最小限に抑えるためにも、気づいた時点で即連絡し、何かしらの対処をしなければなりません。
4.10月1日以降に大量に商品を発送する場合、不足料金を一括で支払える？
まとめて不足分を一括で支払って、はい終わりではなく個々に不足分の郵便切手、または証紙を貼り足す必要があります。
まとめ
- 定形郵便物: 25g以下の定形郵便物は84円から110円に、50g以下の定形郵便物は94円から110円に値上げされます。
- はがき: はがきの料金は63円から85円に値上げ
- その他: レターパックや速達などのサービス料金も一律に値上げ
間違って旧料金で投函してしまった場合は、お客様にご迷惑をかけてしまうため十分に注意が必要です。
気持ち良い取引のためにも、ネットショップの送料修正や切手の準備など早めに対応しておきましょう。また、送料無料で設定している商品も価格修正を忘れずにね！