ハンドメイド作品を販売する時
誰もが悩む「値段設定」
みんなどうやって決めてるの?
って思っちゃいますよね💦
この疑問を解決するために
自分の利益も出し
お客様にも納得してもらえる
値段設定について
詳しく解説いたします。
少しでも値段設定の
ヒントになれば幸いです。
赤字にならず利益を出すポイント
利益を出すためには
原価計算をして
原価と原価率を正確に把握する
それが、ポイントです。
自分のハンドメイド商品
原価はいくらか知っていますか?
商品を作って販売するとき
値段を決めるには
原価がどれくらいかかっているのか?
知っておく必要があります。
なぜなら
原価が値段設定の目安になるからです。
原価を簡単に計算できるアプリを使うと便利だよ♪
原価と原価率
原価には何が含まれる?
ハンドメイド商品の原価に
含まれる重要なものは3つ
- 材料費:商品を作った材料の金額
- 交通費:資材購入にかかった交通費や送料
- 梱包費:商品を梱包する全ての資材(カードやお手紙なども含む)
見落としている原価
ありませんか?
商品の材料だけでなく、
それにかかわる費用も
全て原価に含める必要があります。
事業拡大を考えている作家さんは、後に外注するための人件費をさらに加える必要があります。
原価率とはなに?
販売する値段のうち
原価が占める割合を
“原価率”といいます。
業態ごとに原価・人件費・経費など
割合には特徴があり
原価率は異なりますが
一般的な原価率は30%
と言われています。
原価率の求め方
原価率 = 原価 ÷ 販売価格 × 100
たとえば、原価500円を800円で販売した場合の原価率は、「500(原価)÷800(販売価格)×100=約62%」となります。原価率の数値が高いほど利益を出しにくいため、下げるための工夫をしなくてはなりません。
光熱費など目に見えない経費もあるので、この場合だと利益が残りません💦
値段設定は原価の何倍がよい?
一般的に「売値は原価の3倍」と
言われているように
ハンドメイド商品の場合も
利益を考えて値段を付けるのなら
原価の3倍~4倍が相場
と言われています。
さきほどの例で計算すると
原価500円の商品は
1500円〜2000円くらいが妥当
となります。
このように
「原価を正確に把握する」という
ポイントを踏まえた上で
ハンドメイド商品の値段を決めます。
値段設定が相場よりもはるかに高い場合は、商品に使っている材料費を見直しましょう。
納得する時間給の設定
細かく計算すれば
他にも経費がかかりますが💦
ハンドメイドを副業でする場合
販売価格から原価や手数料などを
引いた残りが利益となります。
その利益は
納得する金額になってますか?
原価500円の価格設定を
1500円〜2000円が妥当でも
製作時間2時間を越えると
時間給は1000円以下
( ノД`)シクシク…
このような場合
販売価格は平均相場にまだ
届いてないなら
自分で納得できる時給分が
もらえる位の価格まで上げてみましょう。
作成時間が大幅に必要な場合は「売ることを辞める」という選択肢も必要です。
製作時間がかさんで利益が見込めなかったり、赤字の場合は販売や作成自体を見直す必要があります。
まとめ
値段設定は原価の3〜4倍が基本
時給分に納得出来るなら作り
割に合わなければ作らない
という選択も必要です。
ハンドメイドを副業にする場合
色々と細かく設定すると
考える時間や更新作業などに
時間をとられてしまうので
単純に値段設定ができると
作業がはかどります!
私の値段設定の例
私は店ごとに値段を変えるのは面倒なので、販売手数料などの諸経費を一律100円~200円と決め、計算で求めた値段+αで最終的な値段を決めてます!