ハンドメイド作家としてデビューまでは楽しく作業を進めていました。
しかし、
毎日確認しても、アクセスは一桁で売れそうな気配は感じられません。
私が売れなかった理由。
それは…
「作品に対する情熱が薄かった」から。
どうして売れない理由が「作品に対する情熱が薄かった」からだと気づいたのか、体験談をもとに説明いたします。
販売のきっかけ
天然石と編込みブレスレットが好きな私は、お気に入り商品のデザインを参考に作って販売してみました。
知人や友達も気に入ってくれ自分でもお気に入りのデザインだったので「みんな気に入ってくれてるし簡単に売れるかも!?」と安易な考えで出品しました。
しかし、数か月経っても売れません。アクセスも毎日1桁か10アクセスくらいです。
そこで、天然石ブレスレットをやめて「コンセプトを変更」「新作を作成」「SNS宣伝」をしてみました。
すると、数日後に1,000円の作品ですが第一号のアクセサリーが売れました!!
この経験により、自分は何を間違っていたのかに気づくことができたのです。
ハンドメイドが売れない理由
売れない理由5つ
- 宣伝不足
- 顧客がいない
- アクセスが少ない
私の目標はコンスタントに毎月少しでも売り上げが欲しいと思っていました。
それに対して作成した最初の作品は普段使いすることが難しいデザイン=必要性の訴求が必要で(←これが難しい)ターゲット層が狭いことに気づきました。
その狭いターゲット層でコンスタントに売るには、「一定の顧客数」と「アクセス数」が必要になるのです。
ターゲットとコンセプトをどのような設定に変えたのですか?
「ちょっと素敵かも」「職場でも着けたい」と思っている方をターゲットにして、コンセプトは「シンプル」「普段使い」です。
ターゲットとコンセプトを変更したことにより3つの点が改善されました。
- ターゲット層が拡大
- シンプルなので使用できるシーン拡大
- 原価が安くなり価格変更した結果、買いやすくなる
シンプルなブレスレットを買ってくれるお客様はいるのかな?って思いながら出品した作品がヒットしたんです。
お客様が求めている作品つくりが大事なんですね。
お客様から頂いたレビューの中に「職場にも付けていけるデザイン探してました」と頂いた時は、コンセプトの「シンプル」「普段使い」の想いが伝わったんだと嬉しかったです。
売れるために必要なこと
売れるために必要なことは一般的に5つあると言われています。
- SNSを活用する
- ターゲット層を絞る
- 適切な販売価格にする
- プロフィールや作品説明を丁寧に書く
- 写真をキレイ撮影にしてショップを整える
この理由5つの延長につながるのもに「意識」があります。
作品を売る=商売しているということ。
ハンドメイド作品であっても、お金を払うお客様にとっては、お店から買う事と同じとことなんです。
商売しているという意識をキチンと持ってアンテナをたてていれば、「こうしたらどうかな?」「こうしたら素敵だな」など、いろんな面において何かの改善点に気付くことができます。
色々と試行錯誤していく中で、安定して売れる商品アイテムが定まってきました。
まとめ
- なぜ売れないのか分からない
- 売る作品のカテゴリーを途中で変えたい
- ○○が売れるから作ってみたけど、全然売れない
3つの悩みの解決方法は〇〇を改善すれば大丈夫ということはありません。
まず、「ハンドメイドでどのように稼ぎたいか?」を考えて見てください。
- 毎月コンスタントに販売したい
- 利益率の高い作品が時々売れればよい
- 行事に関わる作品を短期集中で売りたい
上記の稼ぎ方3つで必須となる共通の活動は「宣伝」です。
しかし、どんな稼ぎ方をしたいかで「ターゲットにする人物」「どんな作品をつくるか」「売れ方」に違いがあり、顧客がどれだけ居るかにもよります。
私の場合は「コンスタントに売りたい」という希望に「コンセプト設定」と「価格設定」が適切ではありませんでした。
もし、望む稼ぎ方と作品やコンセプトが違うなって思った場合、途中で方向性を変えたっていいんです。
ハンドメイド活動は一見、華やかに見えますが地味で孤独な作業の繰り返しになります。
売れるためにも「意識」を変化→改善→モチベーションが上がることで、よりハンドメイドを楽しむことができるのだと思いました。